キャラクター制作のポイント
CHARACTER PRODUCT POINTS
着ぐるみ制作
着ぐるみ制作のポイント・自社キャラクターで集客を!
COSTUME PRODUCT
「せっかく作った自社キャラクターをもっと活用したい」
「イベントや展示会でもっと来場者とコミュニケーションをとりたい」
そんなPR・広報ご担当者の方も多いのではないでしょうか?
今回は、自社のオリジナルキャラクターを使った着ぐるみ制作のポイントや制作会社の選び方、着ぐるみの種類や素材を解説します。大切な自社キャラクターを着ぐるみ化する際は、ぜひ参考にしてみてください。
POINT
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着ぐるみ制作のポイント
着ぐるみ発注は受託生産のため、初めての際はどんなポイントを意識すれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか?本章では、着ぐるみを発注する際に気をつけたい3つのポイントについて解説します。
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最適な頭身を考える
一口にキャラクターを着ぐるみ化するといっても、頭身によって、仕上がりの印象は大きく変化します。キャラクターの再現度にこだわるのであれば、2.5頭身と2頭身、3頭身のグラデーションを比較してみるなど、立体化した際にどんな頭身が最適なのかをシミュレーションしておくのがおすすめです。また、選んだ頭身によって着用のスタイルも変わるため、社内で着ぐるみの担当者を決める場合は、着用する人の意見も取り入れることが重要です。
<着ぐるみの頭身>
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用途に合った素材を選ぶ
イベントの内容や開催場所・時期によって、防水性や通気性など着ぐるみに求められる性能は異なります。たとえば、着ぐるみに多く使用されるウレタンフォームは内部に水が浸透しにくい半面、通気性にかけ、季節によっては大量の汗をかくことになるでしょう。制作した着ぐるみがどんな時にどんな場所で使われるのかを想定し、用途に合った素材を選択しましょう。
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耐久性やお手入れ方法を考慮する
着ぐるみは、その価格帯から考えても一度作ったら何年も活用することがほとんどです。大切に長く活用するためには、お手入れのしやすさや耐久性も十分に考えて素材選びを行いましょう。たとえば、着ぐるみのベースとして最も安価な発泡スチロールは、耐久性が低く、張り替えなどのメンテナンスもしにくいと言われています。予算と質の総合的な判断が必要です。
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着ぐるみ制作会社の選び方
着ぐるみ制作は、当然ながら専門の会社に依頼するのがおすすめです。しかし、印刷物やノベルティとは異なり、着ぐるみ制作会社の良し悪しは判断に迷う方も多いのではないでしょうか?本章では、着ぐるみを発注する際、最低限チェックしたい制作会社選びのポイントを紹介します。
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豊富な形、素材の種類から選べるか
2頭身のキャラクターなのに3頭身しか選べず、立体では3頭身になってしまったということがあれば、着ぐるみの世界観、ひいてはブランドの世界観にも影響します。自社のキャラクターに合った形状、使用用途に合った素材を選択できる制作会社を選びましょう。
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アフターフォローが
あるか
着ぐるみは意外にもデリケートな素材が多く管理が難しいため、修理やクリーニングの相談ができる制作会社を選ぶのがおすすめです。また、新調する際のことを考えても、修理を依頼できる会社であれば、壊れやすい箇所などを踏まえた制作が可能です。
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完成予想図を出してくれるか
着ぐるみ制作はオーダーメイドであるがゆえに、実際に仕上がるまで出来上がりのバランスが想像しにくいという不安要素が付きまといます。3Dモデリングやイラストで完成予想図を出してくれるなど、不安を払拭しながら進めてくれる会社がおすすめです。
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3
着ぐるみ発注の手順
制作会社に着ぐるみ制作を発注した場合の流れを確認し、必要な情報をあらかじめ整理しておきましょう。
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ヒアリング
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着ぐるみにしたい自社キャラクターのイラストや3D図を制作会社に送付します。この際、1ポーズだけでなく、後姿やさまざまな角度、ポーズを用意しておくと、立体化した際の頭身バランスなどが相談しやすくなります。
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素材・タイプ
の決定 -
制作会社と打ち合わせを行い、キャラクターに適した素材や頭身を決めていきます。この時点で素材ごとのメリット・デメリットや料金、着脱方法、納期など、不明点は質問しておきましょう。
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色・生地の決定
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大まかな骨組みが決まったら、デザインを再現できる生地の質感や色を決定します。微妙な色の違いなどは、色見本を見ながら決めていきましょう。会社によっては、この時点でデザインの完成予想図などを出してもらえます。
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完成
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およそ1ヵ月ほどで着ぐるみが完成します。完成品はその場で着用してみて、不備がないかを確認するのがおすすめです。
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着ぐるみの種類と素材を知る
本章では、具体的な着ぐるみの種類と素材について解説します。
1エアー着ぐるみ
表面はソフトボアという生地素材でできており、ファンで膨らませて着用する着ぐるみです。生地とアクターが密着しないため、衛生的にも優れており、涼しく快適に着用できます。軽量でコンパクトにたためるため、保管や輸送面でも優れています。
- 価格相場
- 90万円〜
注意点
エアー着ぐるみは、内蔵のファンで内部に空気を送り続け、膨らませた状態を保ちます。ファンのバッテリーは連続使用時間が90〜120分程度とされているため、イベント出演中などは、バッテリー切れに注意する必要があります。また、内蔵のファンは回転音があるため、屋内で観客が近いイベントではファンの音が気になる場合もあるでしょう。
2ウレタン着ぐるみ
ウレタン着ぐるみはフィット感が高く、動作性に優れているのが特徴です。また、細かな造形が可能なので、オリジナルキャラクターを精巧に再現したい場合におすすめです。制作期間も短く、比較的低コストで制作できます。また、ウレタンは硬さによって使われる部位が異なり、硬質ウレタンはおもに顔や体、軟質ウレタンは足に使用されます。
- 価格相場
- 85万〜
注意点
ウレタン着ぐるみは、軽くて柔軟性に優れている半面、ほかの構造に比較して耐久性が低いのが難点です。また、通気性も悪く、オプションでファンを取り付けなければ暑さを感じやすいでしょう。コンパクトに収納することができないため、保管場所をとるほか、輸送費がかかる点も留意しておきましょう。
3発泡スチロール
発泡スチロールの着ぐるみは早く・安価に制作できるため、最初の1体や試作を兼ねての制作におすすめです。主に頭部に使用され、ウレタン同様、細かい造形がしやすい点や、軽くて動作性に優れている点がメリットと言えます。
- 価格相場
- 80万円〜
注意点
耐久性が低く、凹みやすいため、長く使用する前提ではおすすめできません。また、収納面では折りたたむことができないため、大きな保管スペースが必要です。通気面でもウレタン同様空気を通しにくく、暑さを感じやすいでしょう。
エアー着ぐるみ | ウレタン着ぐるみ | 発泡スチロール | |
---|---|---|---|
特徴 | ・ファンで膨らませる ・軽くてコンパクトにたためる ・涼しく衛生的 |
・フィット感が高く動作性に優れている ・細かな造形が可能 |
・早く、安価に制作できる ・細かな造形が可能 |
注意点 | ・内蔵ファンの起動時間が限られる ・ファンの回転音がある |
・耐久性が低い ・通気性が悪く暑い ・保管場所を取る |
・耐久性が低い ・通気性が悪く暑い ・保管場所を取る |
価格 相場 |
90万〜 | 85万〜 | 80万〜 |
エアー着ぐるみ | |
---|---|
特徴 | ・ファンで膨らませる ・軽くてコンパクトにたためる ・涼しく衛生的 |
注意点 | ・内蔵ファンの起動時間が限られる ・ファンの回転音がある |
価格 相場 |
90万〜 |
ウレタン着ぐるみ | |
---|---|
特徴 |
・フィット感が高く動作性に優れている ・細かな造形が可能 |
注意点 | ・耐久性が低い ・通気性が悪く暑い ・保管場所を取る |
価格 相場 |
85万〜 |
発泡スチロール | |
---|---|
特徴 | ・早く、安価に制作できる ・細かな造形が可能 |
注意点 | ・耐久性が低い ・通気性が悪く暑い ・保管場所を取る |
価格 相場 |
80万〜 |
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着ぐるみ活用のメリット
自社キャラクターの着ぐるみは、集客や余興など、イベントや施策のサブとして活躍してくれます。本章では、着ぐるみを活用するとどのようなメリットがあるのかを具体的に紹介します。
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集客効果がある
展示会やイベントで着ぐるみを活用することで、来場者のアイキャッチになり集客効果がアップします。また、着ぐるみによって企業や商品が記憶に残れば、認知度アップにつながります。
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ブランド力の向上につながる
キャラクターが認知を獲得し、ファンが増えることで、他者との差別化ができ、ブランド力の向上につながります。ブランド力が購入の決め手になれば、直接的な売上にも貢献するでしょう。
3
拡散力がある
SNSなどで知名度をあげたキャラクターがリアルなイベントに登場し、来場者と交流することで、イベントの体験価値が高まり拡散が期待できます。オンラインとオフライン、双方向でのアプローチで、さらなるファンの獲得が狙えるでしょう。
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【まとめ】自社キャラクターを着ぐるみにして最大限活用しよう!
自社キャラクターを着ぐるみにすれば、集客やブランディング、オフラインでの消費者とのコミュニケーションなど、多面的な活用が期待できます。キャラクターパートナーでは、2次元キャラクターの再現度にこだわり、多様な型の着ぐるみが制作できるほか、クオリティの高い仕上がりが可能です。また、自社キャラクターがない場合も、1からデザイン提案を行えます。制作をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。